自分らしく生きていくことができるかどうかは小学3~4年生頃が分かれ道

人は自分の人生を、自分で選択し、生きています。
あなたがもし今の人生を100%納得していないとしたら、それは人生のどこかで、自分本意ではない人生の選択をしてしまったのです。

脳の中には、過去、現在、未来の自分の情報があります。
多くの人の脳の情報を読むと、それは結構早いうちに、自分の生き方を選択してしまったようです。

年齢を遡り、子供期、幼児期、そして赤ちゃん、誕生期のどこで道を選択し間違ったのか、考察してみましょう。

誕生時…誰もが存在する意味、理由、必要をもって生まれてきた

人は宇宙ができた瞬間に約束されていました。
その誕生には一人ひとり、意味も、理由も、必要もあったのです。

全てが始まる最初に“ゆらぎ”が現れました。

それから宇宙が拡がっていったのです。
宇宙の隅々まで“ゆらぎ”は届いています。
もちろん地球にも、届いたのです。

地球が誕生するには、意味も、理由も、必要もあったのです。
そんな存在する意味、理由、必要が、一人ひとりの脳にも届いているのです。

そんな“人”が、この地球に生まれてきたのです。

最初に受精、胎児です。そして誕生、赤ちゃん。幼児から、子供へ―。

赤ちゃん期

お腹にいる時は、ママを通して地球に生きている人の情報が入ってきました。
元から届いている情報と、ママから入った生の人間の情報。
生まれてからは、自分の五感をとおして、直接得る情報。

赤ちゃんの脳はこれらの情報が入り乱れ、パニックの状態です。

それも6ヶ月もすると、ようやく慣れてきます。
それでもまだ、情報収集期です。
どうしたらいいのか戸惑っています。

ようやく1歳を迎える頃には、それぞれの情報の違いも分かってくるようです。

そこで、自分の得た情報がどういうものなのか、確認を始めます。

いろいろ試します。
うまくいかなかったり、外れていたり、伝わらなかったり、誤解されたりして、
落ち込んだり、舞い上がったりします。

イヤイヤ期…自分がリーダー期

そして、「イヤイヤ期-反抗期」と言われる時期になります。

この時期は、脳の中で3つの情報(元から脳に届いている情報、胎児期ママから得た情報、生まれて自分の肌身で得た情報)が入り乱れ、混乱しているけれど、自分に合わないことや嫌なこと、好きでないこと、やりたいこと、したくないことが分かってきたという時期です。

子供たちは自分のそれを、周りに伝えたいのです。

しかし伝えたいと思っても、相手のことがまだ十分には分かっていません。
相手によって伝え方が違うし、うまいやり方も分からないし、後先も順番も分かっていないのです。
だからどうしても相手とぶつかってしまうのです。

これは大人になっても、経験することがあると思います。
あなたが会社に中途採用され、早々に、あるグループのリーダーを申し付かったとします。

まだグループのメンバー、それぞれの性格やタイプを十分に分かっていない。
にもかかわらず、一つのプロジェクトを進めなければならない。

一人ひとりにどんな言い方をすればスムーズにいくのか、どんなことが得意なのか、積極的な人なのか、それとも消極的な人なのか、分からないことだらけです。
それでもプロジェクトを進めなければなりません。
一応伝え、主張します。

しかし、主張がうまく伝わるとは限りません。
意図とは違うように伝わってしまったり、 誤解されてギクシャクしたり、落ち込むこともあります。
うまくいけば、舞い上がったりもします。

いずれにしても、自分がリーダーです。
皆が自分の言うことを聞いて協力してくれないと、プロジェクトはスムーズに運びません。
皆の意見をそのまま受け入れるわけにもいかないこともあるのです。

今は、自分がリーダーなのです。

そう、子供たちはその時期、「今は自分がリーダー」をやっているのです。
まだ何も分からないにも関わらず、自分の脳からのサインは「今は自分を主張するように」なのです。

乳児期から幼児期の「イヤイヤ期」を終えると、次には世間で言う「第一次反抗期」がやってきます。
しかしその言い方は、その時期の子供のことを的確に捉えて表現してはいません。
その時期にいる子供たちの脳の情報を読むと、全く違っていました。

その時期が2~4年続くのです。

自分のポジションが分かってくる時期

それが終わる頃には、自分のポジションもだいぶ分かってきています。

それ以降も主張し続けるのがいいのか、それとも引き下がった方がいいのか、分かってきます。
前だけを見て進むのか、周囲を見渡して自分の居場所を確保するのか。
その頃には、子供同士のあいだで熾烈な闘いが始まっているのです。

少し遅れて参加してくる子、早くから闘っている子、
既に居場所を見つけた子、どっち付かずで迷っている子、
それが小学校に上がっても続きます。

小学3年生頃…人生の岐路

そんな一張一弛も、3年生になる頃には、大体は決まってきます。
“ホッ”とするのが3年生の頃なのです。

この“ホッ”としてからが大事なのです。
自分の一生を決める事柄が待っているのです。

それは、親や先生の言うことをそのまま真に受け入れるのか、
それとも自分の脳の情報を優先するのか―

人生の大きな岐路に立つのです。

“自分に必要のない情報”が分かる子、“自分に必要な情報”が分かる子、
それが分からない子。
この差は大きいのです。

大人になって「自分を見失っている」、「人の言いなりになっている」と訴える人はたくさんいます。
その最初の試練が、この時なのです。

小学4年生頃…必要な情報の選択期

4年生以上の高学年になってくると、「勉強の出来る子と出来ない子」がはっきりしてきます。

自分に何の関係もない知識や情報、必要もない知識や情報、そんなものを一生懸命学ぼうとしている子。
そんなものは自分に関係ないと言って、自分を主張する子。

結果として、成績の良い子と悪い子が出てきます。
成績の良い子が将来、成功するのか。
成績の悪い子は幸せになれないのか。
成績の良い子は経済的に恵まれるのか。
成績の悪い子は運も悪いのか。

そんなこと、誰が決めるのでしょうか。
親でしょうか?教師でしょうか? 総理大臣なのでしょうか?

子供には、子供の考えがあるのです。
少なくとも高学年になる頃には、自分の考えを持っている子もいます。
まだ持ってない子もいます。
そんな子供たちです。

そんな子供たちを突っ込みで同じ扱いをするのですか?
一人ひとりを大事に、大切に扱わないのですか?

“小学校は皆、突っ込み扱い”ということなんですか?

小学校に入ってしまえば、もう親は関係ないと言うのですか?
教師がそんな我が子のことに、責任をもってくれるんですか?
我が子の未来も、運も、経済のことも、幸せまでも、教師に任せていいんですか?

個かその他大勢か

彼、彼女には、元からの“ゆらぎ”が届いています。
その“ゆらぎ”は彼、彼女の存在する意味、理由、必要の全てです。
さらに、役目、役割のゆらぎも届いている子がいます。

この世に生を受け、約10年が経っているのです。
彼、彼女には、自分の生き方の全ての情報が脳にあるのです。

だからと言って、その情報が読めるかと言うと、そんなことはありません。
自分らしく生きていく中でそれを確認し、確信していくのです。

自分に必要のない情報を入れていくと、本来の情報が読みづらくなるのです。

自分に集中し、自分を大切に生きていく中で、様々な経験をします。
無事安全が良いわけではありません。

失敗の経験が脳の奥にある情報を呼び出してくれるのです。
事故や怪我、トラブル、それら全てがそうなのです。

元から届いている自分の脳の情報を知るには、自分を捨てないことです。
捨てさせないことです。

我が子の存在の意味を信じることです。

誰よりも、我が子の存在の理由を受け入れることです。

彼、彼女の存在の必要は、誰にとっても、大切なことなのです。
彼、彼女は今、一生懸命頑張っているのです。
学校の成績で、それを量ることはできません。

それは、お父さん、お母さん、あなた達にしか出来ないのです。

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人は自分の脳に元の情報―自分が生まれた意味、理由、必要をもって生まれてきます。
しかし、親や、学校教育、世間の常識に合わせて自分を妥協する中で、それはどんどん失われ、本来の自分を失くしていってしまいます。
自分らしく生きていくのか、世間に従属して生きるのか、この人生の選択をするのが小学3年生(8~9歳)の頃なのです。

子供は自分がこうと思っても、なぜそうなのか確固たる根拠がないため、周りの圧力や環境に負けてしまうことが多々あります。
その時、自分の脳の情報を読み出すことができれば、自信をもって自分の思う道を歩いていくことができると思うのです。

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