歯が痛い。歯が腫れた。でもできるだけ歯科医院には行きたくない。
歯を抜いた方がいいと言われた。でもできるだけ歯は抜きたくない。
そんなとき、本当に歯医者に行かなければならないのか？
悩みますよね。
私は歯科医師です。
歯だけを見るのではなく、「歯に症状が出ている原因」や「全身を見る考え方」を勉強する中で、
歯に症状が出ても、決して歯を処置する必要はないという考え方に現在は至っています。
歯を処置することに抵抗があるあなたへ、私の体験を通して新しい考え方を提案したいと思います。
痛くなった歯のこと
それは、左下の奥歯の親知らずだ。去年の7月中旬、虫歯になったから、虫歯の穴にそのまま抗菌セメントを詰めていた歯だ。その歯は神経まで虫歯が進行していた。元歯科医師の私としてはこの状態がもし私の患者さんの歯であったならば、確実に神経を抜くケースだった。だけど、私はどうしても神経を抜きたくなかった。以前、伊東氏から、CW歯科（脳の情報を読んで、求めている相手に答える療法）の指導を直接受けたとき、“歯のトラブルの内95％は神経を抜く必要がない。”と読脳で指導を受けたことがあったし、神経を抜くと歯にゆらぎが届かなくなることも伊東氏の講義で聴いていたからだ。だから、神経を抜かないで保存したかったのだ。
去年（2021年）の6月下旬、スクールの講義の中で伊東氏に質問した。「私の奥歯の虫歯の神経を残せる確率は何％ですか？」伊東先生の読脳では「20％です。」私は「やったー！」と思った確率は低いかも知れないけど可能性はあるのだ。だから、神経を残すことにした。その歯は8月に痛くなったときがあったが、生命エネルギー回復療法で（読脳メソッドによる生命エネルギーを回復するメソッド）頸椎周辺を調整して痛みはなくなっていた。それ以降は痛みはなかったからもう大丈夫だろうと思っていたのだ。
歯が痛くて眠れない！
2月6日（日）のスクールが終わると歯の痛みは強くなってきた。持続的に痛む。ズッキン！ズッキン！頭まで痛む。痛すぎて何も手につかない。何もできないからとりあえず寝ることにした。寝たら眠ったら痛みを忘れることが出来る。痛みから逃げることが出来ると思ったからだ。ベットに横になった。しかし、眠れない！痛くて眠れない！それに午後にコーヒーを飲んだからそれも原因しているかも知れない。それでも少しは眠った。
月曜日の朝がきた。痛みは昨日よりは2割減になっていた。でも左の顔の下顎がやや腫れていて触ると硬く盛り上がっている。痛くて何にもできないから、ご飯を食べて、気を紛らわすためにインターネットをみたり、メールしたりした。それ以外の時間はほとんどベッドに横たわっていた。歯の痛みは痛くなったり少し軽くなったりを繰り返した。火曜日も同じような時間を過ごした。とにかく2日間、基本的な日常生活作業何一つ手に付かず、ベットの中で横になって過ごした。
2月9日 歯が痛くなって3日目
水曜日の朝、目が覚めたら月曜日、火曜日と続いた歯の痛みは消えていた。だけども顔がますます腫れてきた。顔を触るとしこりがある。顔に触ると痛い。口が開きずらい。歯ブラシが歯茎に当たると痛くてできない。きっと神経が死んで化膿してそれで腫れて来たのだろう。
詰めていたセメントを外そうとトライしてみた。セメントは歯にしっかりくっついていて外れなかった。ここでセメントが外れたら楽になるのに。もっと外れやすいようにラフに詰めておけばよかった。自分で詰めたのだから自業自得だ！世間一般の人であればここで不安になって、痛みに耐えられず歯科医院に行くのが常識だと思う。
だけど、歯科医院に行っても、この時期は麻酔が効かない。口が開かない。切開するのはまだ早いから、鎮痛剤と抗生剤を処方されるだけだ。 歯科医師の私としてはよくわかっていた。歯科医師は最高に痛いときは、何にもできないのである。私は薬には頼りたくなかった。このような症状の場合、どんな人でも1週間で痛みは落ち着くのは知っていた。薬を飲んでも飲まなくても落ち着くまで、どちらでも1週間はかかるのではないかと現役の歯科医師をやっていた時から思っていた。むしろ薬を飲まない方が早く落ち着くのではないかとも思っていた。セメントは外れないし、これはほっといて腫れが破裂して膿が出るのを待つしかない。 どんな人でも1週間でよくはずだから。とにかく我慢するしかない。
歯が痛くなって4日目― やや落ち着く―
木曜日の朝、なんとなくいつもの朝より少し楽な感じがした。でも顔の腫れはそのままだ。今日は午後の1時から英会話教室のオンライン授業だったが、こんな顔は見せられないし口が開かないから、話しづらいし、それに左下の歯茎、頬が痛くて授業に集中できないから、キャンセルした。冷蔵庫の食料品も底をついてきた。スーパーマーケットに買い物に出かけた。ホームセンターにも行った。歯のセメントを削る何かエンジンみたいなものとか紙やすりみたいな使えそうな道具ないかなと探してみた。でも、使えそうな道具はなかった。
歯が痛くなって5日目 腫れがひどくなってきた。
金曜日の朝、親知らずの周りの歯茎を触ってみた。全体的に昨日より柔らかくブヨブヨしていた。鏡で口の中を覗いてみた。左下の親知らずから犬歯までの歯茎全体が腫れていた。昨日よりさらに腫れて口の中にあめ玉が入っているような顔貌である。
明日はスクールだ。明日こんな状態で参加できるだろうか？午前10時ごろ、ちょうど真美さんに動画のことで聞きたいことがあったから、事務局に電話をして、その電話で伊東先生に調整ポイントを出してもらおうと思ったがあいにく伊東先生はお留守だった。真美さんからは「明日スクールで質問したらどうですか？」と言ってもらえた。わかりました。と言って電話を切ったが、はたしてこんなひどい状態、ひどい顔でスクールに参加できるだろうかと不安もあった。
夕方、6時ごろからは、口の中の親知らずの周りの歯茎がさらに腫れてきた。口の中に風船が入っているみたいだ。顔の腫れもパンパンだ。腫れてる顔のところが爆発寸前のような感じででビリビリする。今までの人生の中で一番の痛みだ。120％の痛みだ。この痛みはいつまで続くのか読脳してみた。1時間半後と出た。
痛みはひどい状態だったが、お腹は空いてきた。うどんを作って食べることにした。しかし、痛い歯の手前の歯である左下の7番目の歯の歯茎も膨らんで腫れてきたから、上の歯が腫れた歯茎に当たって嚙み切れない。ダメだ！うどんでさえも食べれない。仕方なくビタミン剤を飲んだ。オリンピックのテレビを見て気を紛らわせる。とにかくつらい！
1時間半後120％の痛みのピークは過ぎた。でもまだ90％の痛みはある。テレビを見て気を紛らわせ、午前2時に寝た。痛くて眠れなかったがいつのまにか眠った。
歯が痛くなって6日目の朝、ついに腫れが爆発！膿がでた！
土曜日の朝4時、目が覚めた。あ！口の中の風船がなくなっている。歯を歯を合わせても歯茎が当たらない。痛くない！起きて鏡を見た。顔の腫れも70％引けて良くなっていた。
口も開くようになってる。やったー！眠っている間に膿が出たようだ。そうだ！さっき食べれなかったうどんを食べよう！さっそくうどんを食べた。食べれる！嬉しい。こんなにうどんがおいしいなんてしあわせだ～。私、生きてるんだ～。
今日は読脳オンラインスクールがある。出席できる。なんて幸せなことなんだろう。嬉しくて天にも昇るような気持ちってこうゆう気持ちなんだ。何でもできそうな気持ちになっている
土曜日の朝4時、目が覚めた。あ！口の中の風船がなくなっている。歯を歯を合わせても歯茎が当たらない。痛くない！起きて鏡を見た。顔の腫れも70％引けて良くなっていた。
口も開くようになってる。やったー！眠っている間に膿が出たようだ。そうだ！さっき食べれなかったうどんを食べよう！さっそくうどんを食べた。食べれる！嬉しい。こんなにうどんがおいしいなんてしあわせだ～。私、生きてるんだ～。
今日は読脳オンラインスクールがある。出席できる。なんて幸せなことなんだろう。嬉しくて天にも昇るような気持ちってこうゆう気持ちなんだ。何でもできそうな気持ちになっている
2月12日 読脳オンラインスクール1日目 歯が原因ではなかった！
午前10時、読脳オンラインスクールが始まった。出欠確認のときに、伊東先生から、声をかけていただいた。「はっちゃん！顔、腫れてるね。」「はい今朝まで親不知が腫れて痛くて、これでも今朝膿が出て7割腫れが引けた方なんです。」
「原因は歯ではないですよ！体全体左側半分、リンパが働いてないよ。左右むくみをチェックして、距骨と足根骨を調整して。」伊東氏からの読脳によるアドバイスをもらった。
あんなに歯が痛かったのに歯が原因ではなかった。あんなに歯茎が腫れたのに～！
歯が原因ではなかった！
私は「ええええーーーーー！歯じゃないですか！」と人目もはばからず驚きの声をあげてしまった。それくらいびっくりした！
さっそく、むくみをチェックしてみた。足、腕、背中、触ってみると確かに左側がブヨブヨしてむくんでいた。自分で読脳して足首にある距骨と足背の足根骨を調整してみた。左側のブヨブヨした感じはなくなった。そうかぁ。原因はリンパが働いていなかったことだったんだぁ。私はすっかり納得した。
でも、歯が原因ではなかったのだから、歯を削らなくてよかった。薬を飲まなくてよかった。知り合いの歯科医師に頼らなくてよかった。誰にも頼らず薬にも頼らず自分の細胞の力で回復したのだ。それがこんなにスッキリして、満足感があって、幸せな気持ちになるとは、想像以上だった。さらに自分に自信がついた。ちょうど、この日パイロットの卵のS木君が参加していた。彼の話を聞きながら、私は雲の上を飛んでるような感じで、どこにでも飛んでいけそうな気持にもなっていた。
2月13日（スクール2日目日曜日）
朝、起きて見るとまた、また歯が痛くなっていた。キーンと痛みがあった。昨日、「歯が原因ではない。リンパだよ。」と伊東先生の読脳で原因がわかったから、症状に振り回されることは全くない。左右むくみをチェックする。読脳して足首の距骨と足根骨を調整した。すると即効痛みが消えた。これはすごい！でも、読脳を知らない人は絶対に歯の痛みだと勘違いするだろう。でも、やっぱり歯が原因ではなかったことを、実感することになった。
歯が痛かったのは左側の体全体リンパが働いていなかったことが原因だった。伊東氏がよく言われる「病気症状は結果であってそこには原因はないのですよ。」の意味が本当によくわかった。今の歯科医療は対処療法だから、歯科大学ではその技術を習得してきた。歯が痛いときは、歯を削る。詰める。神経を抜く。歯を抜く。患者さんにはこれしかできない。これしか習っていない。原因を探究することはない。
現役の歯科医師だったとき、治療が終了してもまた同じところが痛くなったり、腫れを繰り返す患者さんがいた。あれは、きっと歯には原因がなかったのだ。今回の私と同じ様な原因だったに違いないと思った。
2月１４日（スクール3日目月曜日）読脳による歯の痛みの原因は？
朝、だいぶ腫れは引けた。まだ1割くらい症状が残っている感じがあるが、ほとんど気にならなくなった。すっかり楽になったのでこれまでの1週間の体験を報告した
伊東氏の読脳によると原因は
①左半分のリンパが働いてない。
②心臓系の脈管機能障害。
③ストレス。
④運動不足だった。
全くその通りだった。私は去年の10月から自分の能力以上の講師の仕事を請け負ってしまい。後悔していた。それがストレスになっていた。週1回の仕事だから軽く考えていたのが間違いだった。その仕事の準備に時間を取られて筋トレ教室にほとんど行けてなくて運動不足になっていた。
元々リンパが働いていなかった所にストレスで心臓系の脈管機能障害になり、それに運動不足が加わって今回の症状が発症したのだった。私は、納得した。それにしてもあんなに歯が痛くて歯茎が腫れたのに歯が原因でなかったとは驚きだ。さらに、伊東先生の読脳では、こういうケースの場合、薬を飲んでも飲まなくても、回復までに5日から7日かかるということだった。やっぱりそうだった。
保険の歯科医院に行ったらどうなる？
私は、同じような症状に対して、現役の歯科医師のときには何回も遭遇し、治療をしてきた。今回の私のような症状で歯科医院に行った場合の治療はどうなるでしょうか？
痛くなって1日目から3日目は、痛くて麻酔が効かないから、鎮痛剤、抗菌薬を処方される。4日目からは痛みの度合いによるが、セメントを外して痛み止めの薬を虫歯の穴に詰めてセメントで蓋をする。5日目又は6日目、腫れた歯茎を触って波動を感じたら、つまり柔らかくブヨブヨした感じがあれば、麻酔して切開して膿を出す。
この時期は口は開きづらいし、麻酔が効かないし、治療は痛いし術者も患者さんも大変なのだ。そしてだいたいどんな人でも1週間で症状は落ち着く。落ち着いたところで、神経を抜いたり、詰めたり、被せたりの治療が始まるのである。これが一般的な歯科治療なのだ。ここには満足とか、納得とか、幸せはない。しかし、不安と不満は残る。
2週間が経過して―私の中での変化―薬に頼らなかったことで
伊東氏の読脳で原因を出してもらってから、約2週間が過ぎた。2回くらい。痛くなったり、違和感があった日があった。その時は自分でむくみをチェックして足首の距骨と足背の足根骨、頸椎周辺のポイントを読脳して調整した。即効で痛みが消えた。それは、全く納得、満足度100％だ。自分で出来るから、不安が全くない。
さらに、私はこの2週間、とっても幸せな気持ちで過ごした。感受性のレベルがあがった。だからなのか、自分に自信がついた。さらに、今まで自分の中にあった孤独感、寂しさ、落ちつかない感じが消えた。
スクールで読脳を勉強して来て本当に良かった。脳の情報を読んで、求めている人に答えるこの療法は、とっても自然で納得できる。満足がある。そして幸せな気持ちになる。
薬を飲まない。医療に頼らない。自分で良くすることで、自分に必要な情報であるゆらぎが入ってきてそれが大きくなり、本来の自分が見えてきた。きっとそれは、脳とつながりそのパイプが太くなった。そんな感じになったのだろう。今は自分が楽しい。自分が戻ってきた。ホントにこれは素晴らしい。この素晴らしさをたくさんの世界中の人に伝えたい！
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