くも膜下出血後遺症の記憶障害と歩行困難への取組。【読脳ワークショップ 体験談・口コミ】

読脳ワークショップの体験談を紹介します。

「読脳ワークショップでどんな体験ができるの?」
「どんな人が参加しているの?」
「参加後、どんな変化があるの?」

ワークショップに参加する前は、こんな疑問や不安をもつ方もおられると思います。

そんな方の参考にしていただくために、読脳ワークショップに参加した方が体験談を書いてくださっています。
あなたの知りたい情報や悩みの解決のヒントが見つかるかもしれません!

くも膜下出血の後遺症への取組。家族の体験報告

今回の体験報告は、くも膜下出血で倒れ、歩行困難と記憶障害になってしまった奥さん(EYさん)を自立歩行できるようにし、記憶障害を改善したいと、読脳ワークショップに参加されたEFさんの体験報告です。

EYさんを突然襲ったくも膜下出血。
いったいどんな病気でしょうか?

くも膜下出血って?

まず、くも膜とは脳のどこにあるのでしょう?

脳の構造は、外側から硬膜,くも膜,軟膜で覆われています。
くも膜と軟膜のすき間をくも膜下腔と呼びます。
このくも膜下腔に出血を起こした状態がくも膜下出血です。

原因として、一番多いのは、脳動脈の一部がふくらんでできた動脈瘤(どうみゃくりゅう)の破裂によるものです。

40歳以降に多くみられ、男性より女性に多く発症します。
高血圧,喫煙,過度の飲酒は発症リスクを高め、家系内に動脈瘤やくも膜下出血の方がいるときは発生頻度が高いと言われています。

くも膜下出血の後遺症

くも膜下出血は一般的には後遺症なく社会復帰できるのは、3割に満たないとも言われるほど予後が非常に悪い病気と言われています。

主な後遺症として、意識障害、感覚障害、運動障害、高次機能障害などがあります。

高次脳機能障害には、下記のような症状があります。
・記憶障害(新しいことを覚えられない)
・注意障害(目の前のことに集中できない)
・遂行機能障害(計画を立てられない)
・言語障害(言葉がうまく話せない、人の話が理解できないなど)

EYさんは、歩行困難と記憶障害の後遺症が残り、病院のリハビリでは限界を感じ、読脳ワークショップに参加されました。

くも膜下出血の後遺症の妻の記憶障害と自立歩行をめざして

EYさん 福岡県 67歳 女性
【参加日】2015年3月15日
【参加会場】福岡

ワークショップに参加した目的

2010年12月19日
くも膜下出血を発症。
救急搬送され入院しました。

12月24日 カテーテルを使った再出血防止処置手術を受けました。
昨年2014年5月頃までは自分で歩行可能で、トイレにも自力で行けました。
ところが、6月頃から急激に歩け無くなり、今は車いすを使った介助が必要になっています。

脳外科でMRI検査をしたところ、水頭症の水が溜まっていることが原因と判明しました。
水抜きの弁の調整をして貰い、投薬治療中です。
水抜き処置後の検査では、最近少し改善がみられるということです。

現在は、介助なしでは起き上がることができず、歩行も困難です。
後遺症のせいで、記憶障害があり、側近の記憶が困難です。

長男がYouTubeを検索中、たまたま伊東先生の動画を見つけ、感動を受けました。
現在の病院治療では回復が困難と判断し、藁にもすがる思いでワークショップに参加することにしました。

妻の自立歩行をめざして、学ばせていただきます。

ワークショップでどんな体験をし、どんな変化がありましたか?

今回は、2回目の参加です。

1回目は、読脳で調整ポイントを探していただき、調整方法を教えて頂きました。
ワークショップ後、ご指示通り1日5回以上の調整を私が実施しました。

効果としては
車イスやベッドからの立ち上がりの介助の際、両足に力が入るようになりました。
これまでは、完全脱力状態でしたが、介助者にもはっきりとわかるくらい改善しました。

また、問いかけに対して、これまではうなづくだけでしたが、言葉で返事をするようになっています。

今回の読脳ワークショップでは、沈みがあることを指摘していただきました。
沈みを調整するシールを貼って頂き、さらに新たな調整ポイントも教えていただきました。

参加して良かったこと・勉強になったこと

ただ不思議!が正直な感想です。

体験2週間後の報告

ワークショップに参加した3月15日以降、朝の起き上がりやリハビリ時の立ち上がり時の、体全体の動きや足の力の入り具合等が、全体的に良くなった感があります。

3月23日頃から、朝の起き上がりに時間が掛かる(動きがぎこちない)ようになりましたが、こちらからの話かけに対して返事が良く出るようになりました。

3月31日、訪問リハビリがあリました。
声がよく出て、会話が増えました。
ただ、車イスに座っているうちに右側の腰痛を訴える様になり、リハビリを軽めにしてもらいました。

体験1か月後の報告

最近は朝の寝起きが以前よりは少し悪くなっています。
しかし会話や表情(笑顔)等は以前より良くなり、訪問リハビリさん達やデイサービスの方達からも、「表情が良くなり・会話も良くなりましたね~」と
言って貰えます。
日常での私の問いかけにも、以前はうなずきや「ウン・ウン」と言った応答でしたが、言葉で返事をする様になりました。

また、去年の5月頃~からテレビを一切見なかったのですが、最近は良く見る様になり、番組の内容も理解出来る様子です。
夜は9時までと私が決めているので切ろうとすると「まだ見る」と言ったり、自分の意思表示をする時があり、ビックリします。

体験2ヶ月後の報告

最近の変化は、
1テレビをよく見る様になった
2会話が成立する
3直近の記憶が良くなった。
昼間に折り紙をした時、「今日は折り紙をした」等、話すようになった。

ちょっと気掛かりな事は、食事をしだすと鼻水がたれて来て、嚥下が悪くなります。

周りから、「表情が良くなった」と言われることが増えました。

先日の朝、いつもの様にベッドに起こしに行って、「おいしいコーヒーが入ったから起きよう!」
と言ったら、「どうして美味しいとわかるの?」と言われ、絶句しました。

くも膜下出血で倒れる前、妻はそんな考え方をしていたので、以前の彼女らしい会話が出て、「エ~そんな事を言えるのか!」とビックリと同時に嬉しくなりました。

また、病院から渡されている6種類の薬を1薬のみにしてみました。
今までは朝に薬の飲ませると、デイサービスの迎えの車を待つ間に居眠りをしていたのが、極端に無くなりました。

 

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