ハーブティーを飲んだらパーキンソン病が良くなる?

最近、当会のワークショップには、パーキンソンと診断された方が多数参加されます。

先日の「自分研究」ワークショップにも、パーキンソン病と診断されたという方が参加されました。
7年ほど前より、右手の動きがなんだか良くないと感じ出し、病院に行くとパーキンソン病と診断されたというMさんです。

最近は、服用している薬が効いている間は動けるが、切れてくると、だんだんと筋肉が硬直して動けなくなるということでした。

パーキンソンの原因を探る

この日は朝だけ服用したので、ワークショップの時間には、そろそろ薬の効果が切れてくるとのことでした。
状態を確認するために、まず歩いてもらいます。

歩幅は小さく、不安定な歩き方です。
筋肉もこわばりがあるとのことで、前屈をしてもらいました。少し硬いです。

現在の状態が確認できたところで、講師の伊東聖鎬は、読脳して原因や関連を探っていきます。

読脳で読み出せたのは、胆のうの異常でした。
読脳で読み出した情報が本当にそうであるかを確認するための方法が「タッチ検査」です。
異常があるという胆のうにタッチして、先ほどと同じように歩いてもらうと、
見た目でも分かるくらい先ほどと違って歩幅が広がっています。

胆のうにタッチしたまま前屈してもらうと、先ほどより深く前屈できています。

他の参加者からも思わず、「オーッ」という歓声が上がりました。

このワークショップには、現代医学・現代医療を受けても良くならない難治な病気・症状を抱え、
自分の脳にある情報を読むことで、なんとか原因を見つけ出したいという方が多く参加されています。
だから、他の参加者がした体験が、自分の希望や励みになるのです。
それだけに、独特の参加者の一体感があるのです。

タッチ検査によって、症状に胆のうが関連していることが確認できたので、今度は胆のうを良くするための調整を行います。

脈管機能障害とは?

その前に、胆のうにいったい何が起きているのでしょうか?
それは、脈管機能障害です。

人の脈管は動脈・静脈・リンパ管など体中に張り巡らされています。
たとえば血管は、心臓から送られてくる血液を隅々の細胞に届けるための管です。
その管の機能が損なわれていることを脈管機能障害と云っています。
脈管機能障害が起きると、自覚症状以外にも、サインとして様々な症状が表現されます。
それは、頭皮が硬くなったり、咬筋(咬むための筋肉)が弱くなったり、肩や首の筋肉が小さく弱くなったりします。

脈管機能障害の多くは、重力バランス軸のずれが原因で起き、今までは足首にある距骨という骨の調整法を指導してきました。
しかし、距骨で行う重力バランス軸の調整を正しく行うにはテクニックが必要で、
一般の人が自分でする場合にはどうしても効果の持続時間が短いため、1日5~10回も行わなければなりませんでした。

そこで、誰もがもっと手軽に、また効果の持続も長くできないかということで研究したのが、ハーブティーセラピーです。

ハーブティーで症状を良くする

重力バランス軸を距骨で調整した時に、脳に届く情報と、
同様の効果を上げられる情報を持ったハーブティーを読脳によって探し出し、
それを飲むことで脳にその情報が送られ、重力バランス軸が調整されるという原理です。

ハーブティーを飲むという、身体の中から情報を脳に届ける方法のため、
その効果は2~3日と距骨を調整するよりも長いのです。

Mさんのために選んだハーブティーを3口飲んでもらいました。

すると、足の運びが良くなり、また最初に確認していなかった右腕も、いつもの重たさがなくなったそうです。

前屈も最初より深くできるようになりました。
美味しく飲んで、症状が良くなるなんてすばらしいと思いませんか?

それにしても最近耳に良くするこのパーキンソン病、どのように診断されるか知ってますか?

原因には興味がない西洋医学

パーキンソンのような症状がある人に、パーキンソン病の薬を投与してみて、効果があればパーキンソン病なのだそうです。

よく聞く話ですが、薬を飲むと、初めは効果があるのだけど、
だんだん効かなくなっていき、気がついたら薬を服用する前よりも症状がきつく出ているというのです。

これってどうなんでしょうか?
病院は病名を診断するところです。病名がつくと、そこからの流れはもう誰もが同じ。最初から決まっています。
医学で云っている原因というのは、読脳で読むと、ほとんどが「結果」にすぎません。
大切なのは、自分に起こっている本当のこと(原因)を知ること。
そして自分に合った取り組みは何であるのかを探り、自分で良くしていくこと。
それができるのが、読脳です。

 

(この記事は2016年12月29日に作成したものです。)