ヘアカットセラピーセミナー Report2

前回に続き、2016年11月28日東京「スペシャルセラピー ヘアカットセラピーセミナー」のレポートをお送りします。

セミナー後半は、ヘアカットセラピーの実技指導を中心に行なわれました。
ヘアカットセラピーは、脳の情報を読む「読脳法」によって行ないます。
その人が今必要としていることの答えを求めて脳に問いかけ、質問を展開し、良い結果を出すために必要な情報を持っている髪を探し出すのです。重要なのは質問の内容や展開の仕方です。
伊東先生がどういう質問や展開をしているのかを実際に見ることが一番の勉強になります。「症状を抱えて困っているという」受講者の質問から、ヘアカットセラピーの実技指導が始まりました。

左手の痺れの原因を探求

福井から参加の美容師田島さんは、左手から腕にかけての痺れがあり、カットの時に髪を挟もうとするだけでズキンズキンし、しっかり挟めないそうです。
田島さんは自分で読脳し、原因を探求しようとしたけれど分からないということでした。
そこで伊東先生の読脳による探求の実践的な指導が行なわれました。

原因を読脳すると、左側の副腎の問題が見つかりました。
タッチ検査で症状の変化を確認します。

この結果、左側の副腎に問題があるということが確認できました。

なぜ、身体に触っただけで良くなるのか?

このように、体のある部位に触れると症状が一時的に良くなるということが起こります。
しかし、体に触れた時、手で触れているのは服です。
直接体に触れたときは皮膚に触れます。皮膚の下には脂肪や筋肉、骨があります。内臓はその奥にあります。
実際に内臓に触れていないのに…と考える人もおられるでしょう。

実は、触れる時にどこに触れるのか設定をするのです。
副腎に触れると設定すると、相手の脳はその設定に対して反応してくれるのです。
本人が設定しても、本人以外が設定しても同じように反応してくれます。
さらに実際に触れなくても頭の中で触れていると設定すると、触れた時と同じ変化が起こります。
設定はインプットとも言います。
知りたい情報を脳にインプットすると脳はそのインプットに対して反応してくれるのです。
インプットがあいまいだと反応もあいまいになります。
今、何をするのかを明確にして検査を行なうことが大切なのです。

左側の副腎の問題を起こしている原因を解消する

タッチ検査で症状が良くなることを体験した田島さんは「誰か背中をいつも押さえておいて欲しい~」と思わず口にされました。
しかし、左側の副腎の問題を良くすれば背中を押えなくてもいいのです。
左側の副腎の問題は重力バランス軸のずれで起こっていました。
重力バランス軸の調整方向を読脳すると、右方15度後方と読めました。

そこで重力バランス軸を正すために距骨を調整しました。

その調整の効果の持続時間は?と読脳すると25分とでました。
距骨を調整した刺激を脳に届けるには、熟練の技術が必要なので効果を持続させるのは難しいのです。
距骨の調整に変わる方法を、伊東先生は研究してききたのです。
その一つが「髪をカットする」という方法なのです。

たった1本の髪をカットするだけで、重力バランス軸のずれを調整し、そのずれによって起こっている症状を改善することができるのです。

「1本どころか毎日何万本の髪をカットしているのに症状が良くなったという経験はない」
とおっしゃる理・美容師がおられますが、ただカットするのでは何の効果もありません。良くするために必要な情報を持っている髪を読脳で探し出しカットするのです。

田島さんの距骨の調整の効果の持続時間は25分でしたが、ヘアカットセラピーの効果の持続時間を読脳すると25日間持続できると出ました。
それだけの効果を持続できる刺激は他にはありません。
そんな意味においてヘアカットセラピーは優れた技術と言えると思います。
ぜひたくさんの理・美容師に習得していただきたいです。

 

(この記事は2017年1月20日に作成したものです。)