時間の定義と、生きる意味・必要

2018年5月27日(日)本科、専科、QOLを自分で高めるコースの2日目です。
この日も同じく伊東学長の講義からスタート。

時間は流れていない

伊東学長は一方的に講義を行なうことはしません。
受講者に質問を求め、それに対して応える中で講義を展開していきます。
マニュアルやハウツウは一切ありません。
「答えは脳にある」という読脳を指導しているのですから、講義も読脳で行なうのです。
「どんな質問でもいいですよ!」と学長が言えるのは、答えは質問した人の脳にあり、それを読むことができるからです。

この日、私が質問したのは、「時間は過去から未来の方向へ流れるのか、未来から過去の方向へ流れるのか」ということです。

たとえば病気や症状の原因を考える時、ほとんどの人は過去に原因があると考えるのではないでしょうか。
あの時事故に遭ったことがきっかけで、スポーツの怪我がもとで、子供の頃のトラウマの所為で…等々です。
過去のことが原因で、今症状が起こっているのなら時間軸は過去から未来へ流れるということになります。
しかし、けっして過去に原因があるとは限りません。
未来の希望が無いために起こっている事があります。
「気力がわかない」などはその典型であるでしょう。
未来が原因で症状が起こるとするのならば、その時間軸の流れは「未来から過去に流れる」というものになります。

では一体時間は一体どこからどこから流れるのか?

答えは「脳の中に同時に存在する」というものでした。過去、現在、未来の情報が脳の中でグルグルと回っていると。

そもそも時間というものは流れるような代物ではないのかもしれません。
このように、講義では一般的に言われていることと全く違う答えが返ってきます。

脳はまだまだ未知の分野。
そんな脳の情報を人は読み出すことができるなんて、すごいことです。
だから伊東学長の講義は毎回、何が出てくるか分からないブラックボックスのようで楽しいです。

治療はしない

後半は読脳によるデモンストレーションでした。

脳幹梗塞により半身麻痺の後遺症が残ったKさん。
病院のリハビリに限界を感じ、自分で何とかしようとインターネットで検索し、伊東学長のYouTubeを知ったそうです。読脳カフェで体験し、その効果に納得。さっそくQOLを自分で高めるコースに参加したとのこと。
歩行がかなり不便そうです。

そこで学長は原因を読脳し、頚椎1番の調整ポイントを読み出しました。
スクールでは、デモンストレーションを行うことが時々ありますが、その際、常に学長がおっしゃることは「治療はしない」ということです。
「デモンストレーションであって、治療ではありません」ということをはっきり言われます。

「でもどう見ても治療だけど…」と最初は皆さん疑問をもたれると思います。僕も最初はそう思いました。
しかし、治療はやってはいけないことなのです。だからしないのです。
その人の症状を取ってしまうと、せっかくの「自分探求のチャンス」を奪ってしまうからです。
スクールでは読脳の実践の勉強として行っているにすぎないのです。

「症状を取ってしまうことは泥棒!」と伊東学長は言います。
その概念を理解するのに、僕はかなりの時間がかかりました。
病気や症状は何なのか、ということを掴んだ学長だからこそ言える言葉だと思います。読脳は深い。

Kさんは頚椎1番に調整ポイントが見つかりましたが、それは生命エネルギーが低下しており、それを高めるためのポイントだということでした。
そこで、伊東学長はKさんの頚椎1番の調整を行ないましたが、その調整結果は100%になったわけではありませんでした。
生命エネルギーは、その人の存在する意味・理由・必要と比例します。生きる意味・理由・必要をしっかり持っている人は、間違いなく生命エネルギーが高い。逆も然りです。
Kさんがどれだけ生きる意味、理由、必要を持っているのか。
それが問われるのです。それが低いといくら調整しても生命エネルギーは高まらないのです。
Kさんがやるべきことは、自分が存在する意味、理由、必要を高めることです。それに応じてパーセンテージが上がっていくそうです。
読脳でなければこんな答えを知ることはできないと思います。

ここまで読んでいただけると何となくお分かりになると思いますが伊東学長が行っていることは医療ではないということです。
症状を取ることを目的としておらず、症状を通してその人の脳が訴える真にその人がやるべきことを、伝えているだけなのです。

結果として症状が取れてしまうこともあるけれど、それが目的ではないということが重要です。

本日の講義もデモンストレーションを含め、非常に学びの深いものでした。