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 咬合と全身云々という話は、なんとなく胡散臭い。全身咬合学会なるものまで存在するが、そういった話をする歯科医師の症例は眉をしかめたくなるものがある。咬合と全身の関係を喧伝することで集客し、不定愁訴の治療と称しては変なプレートを入れたり、必要以上に大掛かりな歯科治療を施したりした挙句、症状の再発や口腔の破壊が起こると対応できなかったり、という、詐欺まがいの歯科医もいるからだ。

フロリダでピーター・ドーソンのコースを受けたとき、アメリカでのそういった患者の症例を多く見せられたし、私の診療室にも時々高名な歯科医師から患者が流れて来ることがある。噛み合わせが全身にさまざまな影響を及ぼすということは、いろいろな実習コースなどの体験から十分認識しているが、これまで、関係や関連性についての明確な説明や証明は得られなかった。

アンドリュー・ワイルのワークショップでは、患者を診察する際に口腔の状態も全身の健康に大変重要であると強調されていた。また、ヨガの呼吸法を通じての自律神経のコントロールの仕方は、理論的にも分かりやすく理解しやすかった。

重力が健康に深くかかわっていることは、構造医学を勉強したときに少しわかった。デモで吉田勧持氏に仙腸関節の整復を受け、十年以上悩んで来たひざの痛みが一瞬にして消え、それから十年以上再発していない。構造医学は熊本に二年間通ったが、十分理解できなかった。

  このセミナーの案内のDMを見たとき、内容に興味を持ったが、どこか胡散臭さを感じて資料だけ取り寄せ、そのまま放置した。毎日たくさん送られてくるDMや会報に辟易しているせいもあるが、前述した咬合と全身という話の胡散臭さから、またかという感想のせいでもある。二度目の案内が来たとき、いろいろな事情から、たまたま大阪で受講する環境ができた。受講申し込みをした後、DVDを見たら、内容のすごさに驚いた。

受講してみて、胡散臭いという思いは無くなった。話は分かりやすかったし、Oリングや波動理論などを少し知っていたから、筋肉反射を用いた診査というものに大変な感動を覚えた。

被検者の診査をするとき、伊東先生が触れていた他の受講生の手が、質問の答えが出る瞬間にほんのわずか下がるのを見た時、サッカーの試合をスタジアムで見たときのように、DVDでは伝わらない何かを感じた気がする。本当に筋肉反射を使っているのだと感じたし、その理論は頭では理解できても、本当なのかなという猜疑心のほうが強く、でも、実際目の前で起こっていることはそうとしか思えないので、驚きと希望と戸惑いが交錯するだけであった。

十五年ほど前に、ワイル先生のワークショップの参加者で今はやりのパワースポットに行った時のこと、山の中の石舞台のような所で、ここに生命エネルギーが集まっていると言われ、多くの参加者がエネルギーを感じたというのに、自分には感じられなかったことがある。しかし別の場所では、なにか得体の知れない風のような流れを感じることができたが、感じられない参加者もいた。

筋肉反射を応用した診査というものがこのセミナーの大きな柱だと思うが、生命エネルギーや波動、共鳴理論などと共通するものだとすると、あの時の体験のようにエネルギーの感じ方など、個人差も多いだろうし、トレーニングによって身に付くものかどうかの不安はある。

他の参加者はわかるのに、自分にはわからないということがあるかもしれないなと、多少の危惧感もある。それでも、目の前の患者を何とかしてあげたい。そのための強力なツールになりそうな気がする。


このセミナーの受講者が、30人近く保険医療から脱却しようとしているという。こういった治療は従来の医療体系にそぐわないだろうし、患者にとっては朗報であろう。そして、そういった先輩がいるということは、勉強し、訓練を積めば伊東先生のような従来の医学常識では考えられなかった医療アプローチができるようになるという証左でもある。

こういった医療アプローチが身に着けば多くの患者を幸せにすることができるし、すばらしいことだと思う。

しかし同時にある危惧が頭をよぎる。歯科医師は患者の口の中にその医療技術の痕跡を残すということである。全身症状が治せても、歯科医師として行う治療がどうしようもないものであれば逆に批判を浴びかねない。

現在の保険制度ではきちんとした歯科治療を行うのは大変厳しい。私も含め、私の知人はほとんど保険診療を行っていない。それは、きちんとした歯科医療を行いたいという気持ちの帰結であり、不断の勉強と研鑽を積んでの結果でもある。

新しい医療アプローチに踏み出す諸兄は、歯科医師としても誇れるモラルと技術を兼ね備えていると思うが、異端として胡散臭いグループとのレッテルをはられることのないように、今後とも精進するグループになっていってほしい。これから後輩として勉強に加わろうと思っている歯科医師の願いである。

7月19日 関西1day プレ・セミナー参加   ウエダ歯科  上田善裕
 

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はじめは、一般的な治療のセミナーかと思い参加しましたが、全く違うものでした。

今までは、ただ単に症状を緩和、又は無くすことが治療と考えていたのですが、それが根底から覆される内容でした。

症状は根本原因のサインであること、その人の人生や取り巻くさまざまな環境、置かれている状況、悩みなどが病気や症状に深く関与し、そこを解決していくことの重要性、宇宙、地球、人間なども同じ生命体として深く関連しており、その生命リズムに合致しなくなることが、病気の始まりであること、支持骨が地球のゆらぎを正しく伝えられなくなることが、問題であるとのこと等、理屈ではなく、納得させられる内容でした。

自分自身、昨年末より左膝関節の浮腫、左下腿の浮腫に続き、左肩甲間部から上腕にかけての疼痛が発症、整形外科、血管外来の精密検査を受診するも、異常はないとの診断をうけ、伊東先生のいわれる「その、症状を治すのではなく、その人を治すのである」との指針に感銘を受けました。

なにも分からなく、先入観念ばかりですが宜しくお願い致します。

2011年1月30日  関東dayプレセミナー参加  日本橋総合整骨院  増田信二

 

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楽しいセミナーをありがとうございました。

自分が現在している治療とは真逆な考え方に驚きと不思議な感覚を持ちました。

今回のセミナーを受けた事で久しぶりに又、勉強をやってやろうと言う気持ちが湧き上がってきました。

私自身もまだ「保険診療から自由診療への移行」を100%持っていなかったのですが、セミナーを受けてその方向へスタンスを変えて行こうと考えています。

2011年1月30日  関東1dayプレセミナー参加   ムラタ整骨院 村田彰


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伊東先生、先日は仙台1dayセミナーに参加させて頂き、誠にありがとうございました。

「症状は信号である。消してはいけない」
「同じ場所が痛くても、1人1人症状の原因は違う」
「原因が1人1人違うから治療法も1人1人違う」等、
目からウロコの落ちる思いでセミナーに参加させて頂きました。

様々な思惑で参加された先生達を前にしてのセミナーで、伊東先生も大変だったと思いますが、私はいつの間にか、集団で伊東先生に治療を受けているかのような錯覚にさえ陥りました。

色々な先生の思いを1人で伊東先生に受け止めて頂いたからなのかもしれません。
いずれにせよ、私が仙台での1dayセミナーで大きな感動を受けたことは間違いありません。

「素晴らしい技術の前に大切な哲学と思想」
本当にありがとうございました。

仙台1dayプレセミナー参加 佐藤大介


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現代の医学常識では、捉えられない分野については、伊東先生の理論・療法でないと、悩める患者さんを治すことはできないでしょう。

いわゆる西洋医学では、目に見えない物については聞く耳を持たない傾向にあります。
例えば、血液検査、レントゲン検査等がありますが、そういった客観的なデータがないものについては根拠なしということで相手にされません。

しかし、世の中には目に見えない、また何とも人に説明するのが非常に難しい事でも、それをもって治療にあたっている伊東先生の方法には非常に興味を持ちました。

すぐに異聞が会得できるとは思いませんが、その何%かでも物にできれば、病気の患者さんを少しでも楽にしてあげることができるでしょうし、私自身もうれしく、幸せになれることでしょう。

人の為に病気を治すことは、自分の事のようにうれしいと思うのは、医療従事者として当然のことですが、どうしても治らない事態は、現代医学では、悲しいかな、何割かあるのが現状です。

そういった治らないと思われていたことに少しでも役立つ自分になるために精進したいです。

関東1dayプレセミナー参加 下島歯科医院 院長 下島 要


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昨年まで万病びっくり健康回復の看板を上げ、ホームページも開設し、ソフト整体を施術してまいりました。非常に数多くの療法を学び、自分独自の療法も作り、遠隔療法など一般的にはなじめないことも取り入れ、縁があって、私どもの整体院に訪れていた方々には大変喜んでいただけたと思っておりました。

しかしながら、治療家の定めと云いましょうか、序々に、少しでも好転しない方があったりしますと、悩み、それ以上に常々今の地球環境では、根本解決にはならないと思うようになりました。

そうしたことから、本当の意味で安らぎにはならないことに気付き、とりあえず整体院閉鎖に至りました。

現在は少ないですが年金生活者です。収入増しだけを考えた再度の開業は考えておりません

が、この度の伊東先生のセミナーを受講して改めて大変考えさせられました。
今後の生き方、再度開業していく為にも大変役に立ったセミナーであったと感謝しております。

これからもどんどん勉強し頑張っていきたいと考えています。
今後とも宜しくお願い致します。

関東1dayプレセミナー参加 小菅ソフト整体院 小菅郁男


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以前にも、他の姿勢・咬合位セミナーを受講したことがあり、姿勢と咬合に深い関係がある事は経済的にお認識していたつもりでしたし、受講の際には、頭を真っ白にして白紙の状態で聞こうと思っておりましたが、ええ!なにそれ!の連続でした。

私の股関節が亜脱臼していると指摘され、実際に引っ張ってもらうと、確かに左側の足がビヨーンと伸びました。何とも変な感じがしました。その後、距骨を訳もわからず押してから、再度、引っ張ってもらうと、今度は伸びません。これはなんだ?というのが正直な感想です。

早速、翌日スタッフ全員に左足を引っ張ってもらうと、また、ビヨーン!!そこでスタッフに距骨を押してもらい、直ぐに実験!なんと治ってしまいました。スタッフ全員が実感できたので、みんなビックリしたいました。しかし、翌々日、またまたビヨーン!やはりやみくもにやっても直ぐに戻るということで、今度は、先生の書かれた本を購入し、私がそれを読んだところまで、色紙を買ってきては、皆で実験!ただ質問の仕方が難しく、途中で何を聞けばいいのかわからなくなったり、相手と自分の中心軸を同調させようと試みたりしております。

今では、早く次ぎを読んで試してみたい気持ちでいっぱいです。
スタッフからのどうしてなんですか?という質問に「そういうもんなんですって」と、どこかで聞いたフレーズ。毎日、楽しく過ごさせていただいています。先生とお会いできて、とても感謝しております。有難うございます。

諸事情で、なかなか続けて受講できませんが、また、お会いできる日を楽しみにしております。

西日本1dayプレセミナー参加 たけさき歯科医院 院長 嶽崎晃一


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1dayセミナーに参加後、測定器を使い、顎や肩、腰等に試し、効果が上がっています。

重力バランス軸という新しい発想、それが真実であることは、患者に負担なく、とても喜んでもらえることからも明らかです。

その先のセミナーに参加したいと思っています。
しかし、80万という金額はすぐには用意できないので、次回参加できればと思っています。
私は治療家として、治療業界にもその人療法を導入し、患者にとっていい治療が出来るように、地域でのセミナー活動も行なっていきたいと考えています。

伊東先生に初めてお会いし、情熱と人格と社会を変えていきたいという気持ちに感動しました。
今後とも宜しくお願い致します。

関東1dayプレセミナー参加 上野黒門カイロプラクティック 鈴木祥裕


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