読脳アカデミー
スクール生の声
2年生に進級するにあたり【2019年専科2年後期 平吹謙治さん 宮城県 整体師 59歳】
2017年12月から、まずスクール専科1年生に途中入学させて頂き、2018年3月末まで、4月から本科としての1年生にさせて頂き、1年が過ぎました。
この間、色々な症状に対する効果を示す事は少しずつ出来るようになって来ていますが、
相手の方にフィロソフィーを勉強する重要性をお話しても、興味を示す人は少なく、何が大切なものなのか、を説く力不足を感じています。
勉強している内容が、先生の言葉としては理解して、覚えているつもりです。しかし、今の状態では、自分に落とし込めていないのではないか?
私の中で、血肉となるような理解はまだ出来ていないのではないか?質問があったら、自分で考えた内容をはなせるか?
先生が話すだろう回答を予想して、そのまま言うのではないか?などと考えています。
そうゆう意味で、一年生は理解と吸収が主な学習内容だったような気がします。
これを続けただけでは、講師として先生の代理など、到底出来る訳が無いのは当然です。3年生を卒業する段階で、どうゆう状態になっているか非常に不安に思われます。
そんな事を感じたのは、最近行なっているセンサーを磨く実習です。
先生からは、症状などの関連部所を探す場合、試験可能な筋肉などをまず選んでから確認して行くという話は聞いていました。話せば、その一言ですが、それを実感する為には、数多くの臨床をこなさないと
その理由は出て来ません。
まだ実習の途中で、私の中での整理もまだ出来ていない状態ですが、この実習一つをとっても、とても時間がかかっている、色々な経験を経なければ、判らない内容であるという事が判ってきました。
少しずつ先生の読脳に近づかなければいけないと思うのですが、少し進むと進んだなりに、その先、奥が見えてきてさらに道は遠いのだと気付かされます。
しかし、それに気付く事自体が前に進んでいる証であるのかなあとも思いますが。2年生からは、先生の話される内容を理解した上で、問題提起と捉えて、もっと深く考えて行きたいと思います。
さらに、自分の見直し、自分は何のために生きて行くのか?をしっかり掴めるよう、時間をかけて考えて行きたいと思います。
また、スクールでは、一緒に勉強する仲間がいる事が大変心強いです。
一昨年、昨年は、今の2年生と4ヶ月ですが、一緒に授業を受ける事が出来、今年度は本科、専科、QOLや自分研究のメンバーとも知り合えました。
色々な事情で集まったメンバーが、考え方を出し合う事も楽しく大変勉強になりました。
在校年数が多ければ多いなりに、多くの人と知り合う機会が増えて、読脳という同じ志しを持つチームとして助け合う事が出来ると良いなあと思います。
合わせて、許可が降りれば、仙台を拠点にした読脳の仲間作りもして行きたいと思っています。
講師としてふさわしい自分になる事が入学時の目標でしたが、道の遠さをさらに感じる結果で、2年生は少し時間をかけて、2年間を使い、専科2級にふさわしいよう、努力して行きたいと思います。