読脳アカデミー
スクール生の声
予防医療を専門とする医師として【2019年専科1年 UHさん 福岡県 医師 56歳】
学んでいる人の声・体験者の声・評判・口コミ・噂
人はなぜ病気になるのか。
その答えを見つけるために医師を目指した。
医学生時代に喘息を発症し、当時診察を受けた大学の医師から“もう一生治らない”と告げられたが、どうしても納得できなかった。
その後自宅にあるドライフラワーが症状を悪化させていたことを自分で突き止め廃棄すると症状は出なくなった。
医師の世界に入れば、人が病む理由がわかると思っていた。
しかし、医師になってみるとほとんどの慢性疾患について原因はわかっていなかった。
それでも様々な病気を発症して次々に来院する患者さんに対し、医師として生死のはざまで忙しく治療に追われる日々を過ごしていた。
ある日、努力して治療し救命した患者さんが、退院後の再発によって命を落とす現実に直面し、医師としての無力さを痛感する。
その頃、最強のステロイド軟膏でも治せなかったアトピー性皮膚炎を、食品添加物の除去と市販されている化粧品のみを使用して自力で治した妻の存在により、体に吹き出す症状を薬で抑えこむ出口の治療ではなく、体の入り口で原因を減らして自然に症状を改善させる予防医療の大切さを実感するようになる。
「出口で治す医師」から「入り口で予防する医師」になることを決意し、32歳で予防医療を専門に行うクリニックを開業。
開業後は、アトピーの皮膚症状を手掛かりとして、食事や肌の管理方法を見直し、生活環境と習慣の改善を指導して回復させることに取り組んだ。
治療に際し強い薬品はできるだけ使用せず、防腐剤などの添加物も除去するため、使う薬は可能な限り自分で作り、患者さんの肌質を手で確認しながら肌の質感に合わせて薬を選ぶようにした。
実際に予防医療に取り組み始めると、なかなか生活環境や習慣を変える治療方針を理解してもらえず苦労した。
頭では予防医療を理解しても、症状が良くなると生活習慣への配慮が面倒になり止めてしまう人が多いため、再発する患者さんも少なくなかった。
また、患者さんが油断して予防や配慮を止めないよう見張り続ける診療にも疑問を感じ、患者さんが自己管理できるよう自立する能力を身につけられるよう指導していった。
良くなった人たちは通院を終えていく一方で、長く診療を続けているうちに、どんなに努力しても治せない患者さんが徐々に蓄積していることに気づく。
環境や生活習慣の改善だけでは治せない患者さんたちの悪化原因を解明するために、診察と問診にたっぷり時間をかけ、深い人間関係や心理的背景にも踏み込んで行った。
本人の努力だけではどうしても良くならない人たちの原因を深く突き止めて行くと、患者さんの周囲に治療を妨げる家族や職場の人間が存在していることがわかってきた。
一人ひとりの異なる個性が集まった社会環境の中で、強い人が弱い人に自分の個性を押し付けることがストレスを生み出していた。
そのような強い人達には患者さんの言葉も届かず、医師として協力を得ることもかなわず、回復を困難にしていた。
一方で、回復が早い患者さんたちの特徴として、周囲を気遣い自分のためではなく人のために生きる能力が高いことにも気づいた。
そして自分の力を人のために役立てようとして生きる時間が長い人ほど、その人だけでなく、その人の周囲の人たちのストレスが減り、集団として心身ともに健康になっていた。
読脳によって一人ひとりの心身のバランスが安定し利他的になることは、遠回りなようで今まで力が及ばなかったストレスを生み出していた強い人たちにも良い影響を与え、家庭や職場のストレスを減らすことで社会の健康を高められる可能性を感じた。
予防医療を専門とする医師として読脳に取り組むことは必然のように感じスクールへの参加を決めた。
前の人の声へ次の人の声へ
人はなぜ病気になるのか。
その答えを見つけるために医師を目指した。
医学生時代に喘息を発症し、当時診察を受けた大学の医師から“もう一生治らない”と告げられたが、どうしても納得できなかった。
その後自宅にあるドライフラワーが症状を悪化させていたことを自分で突き止め廃棄すると症状は出なくなった。
医師の世界に入れば、人が病む理由がわかると思っていた。
しかし、医師になってみるとほとんどの慢性疾患について原因はわかっていなかった。
それでも様々な病気を発症して次々に来院する患者さんに対し、医師として生死のはざまで忙しく治療に追われる日々を過ごしていた。
ある日、努力して治療し救命した患者さんが、退院後の再発によって命を落とす現実に直面し、医師としての無力さを痛感する。
その頃、最強のステロイド軟膏でも治せなかったアトピー性皮膚炎を、食品添加物の除去と市販されている化粧品のみを使用して自力で治した妻の存在により、体に吹き出す症状を薬で抑えこむ出口の治療ではなく、体の入り口で原因を減らして自然に症状を改善させる予防医療の大切さを実感するようになる。
「出口で治す医師」から「入り口で予防する医師」になることを決意し、32歳で予防医療を専門に行うクリニックを開業。
開業後は、アトピーの皮膚症状を手掛かりとして、食事や肌の管理方法を見直し、生活環境と習慣の改善を指導して回復させることに取り組んだ。
治療に際し強い薬品はできるだけ使用せず、防腐剤などの添加物も除去するため、使う薬は可能な限り自分で作り、患者さんの肌質を手で確認しながら肌の質感に合わせて薬を選ぶようにした。
実際に予防医療に取り組み始めると、なかなか生活環境や習慣を変える治療方針を理解してもらえず苦労した。
頭では予防医療を理解しても、症状が良くなると生活習慣への配慮が面倒になり止めてしまう人が多いため、再発する患者さんも少なくなかった。
また、患者さんが油断して予防や配慮を止めないよう見張り続ける診療にも疑問を感じ、患者さんが自己管理できるよう自立する能力を身につけられるよう指導していった。
良くなった人たちは通院を終えていく一方で、長く診療を続けているうちに、どんなに努力しても治せない患者さんが徐々に蓄積していることに気づく。
環境や生活習慣の改善だけでは治せない患者さんたちの悪化原因を解明するために、診察と問診にたっぷり時間をかけ、深い人間関係や心理的背景にも踏み込んで行った。
本人の努力だけではどうしても良くならない人たちの原因を深く突き止めて行くと、患者さんの周囲に治療を妨げる家族や職場の人間が存在していることがわかってきた。
一人ひとりの異なる個性が集まった社会環境の中で、強い人が弱い人に自分の個性を押し付けることがストレスを生み出していた。
そのような強い人達には患者さんの言葉も届かず、医師として協力を得ることもかなわず、回復を困難にしていた。
一方で、回復が早い患者さんたちの特徴として、周囲を気遣い自分のためではなく人のために生きる能力が高いことにも気づいた。
そして自分の力を人のために役立てようとして生きる時間が長い人ほど、その人だけでなく、その人の周囲の人たちのストレスが減り、集団として心身ともに健康になっていた。
読脳によって一人ひとりの心身のバランスが安定し利他的になることは、遠回りなようで今まで力が及ばなかったストレスを生み出していた強い人たちにも良い影響を与え、家庭や職場のストレスを減らすことで社会の健康を高められる可能性を感じた。
予防医療を専門とする医師として読脳に取り組むことは必然のように感じスクールへの参加を決めた。
UHさん 56歳 福岡県 医師