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伊東先生の活動に共感して【2018年専科入学 MNさん 青森県 整体師 62歳】

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私は高校生活で、心身の不調を来たし、その体験がきっかけで、自分自身を変えて行くための自己探求が始まりました。
 
高校生活で、勉強に身が入らず、明確な目標もないままに、大学まで進みました。
親に経済的負担をかけ、申し訳ないと言う気持ちがありましたが、やはり、自分でこれをやりたいと言う具体的な目標が浮かばないため、勉強には身が入りませんでした。
自分は優柔不断で、決断力が無いとも思ってもいました。
 
きっかけは忘れましたが、大学に通い始めて間もなくヨガを始めました。
自分自身を変えなければと言う思いが強かったのでしょう。
 
ヨガには、結構没頭して、仲間と共に研究会を作りました。
瞑想する時間も結構長く取りました。
ヨガの哲学や関連する書物を、たくさん読みました。
実存哲学のセミナーにも参加しました。
当時、私の大学に、ヤスパース哲学の権威と言われた草薙正夫先生が講義をしていました。
私は、出来の悪い学生でしたが、個人的に可愛がってもらいました。
今考えても、不思議なご縁でした。
 
大学生活も終わりに近づいた頃、本屋で立ち読みをしていたら、気になる本が目に入りました。
少林寺拳法創始30周年を記念して出版された紹介本でした。
当時、私と仲の良い友達が空手を習っていたので、興味が湧き、手に取りました。
目次をめくり、前書きに目を通して、カルチャーショックを受けました。
 
前書きの内容には、次のように書かれていました。
『少林寺拳法は、単なるスポーツや格闘技のように勝敗にこだわる武道ではない。
宗門の行である。』
私は、すぐその本を購入して、一気に読み切りました。
 
感動しました。
特に、自他共楽とか不殺活人と言う用語には、心を惹かれました。
また、少林寺拳法の教えは、総体的に金剛禅と呼ぶわけですが、宇宙哲学の思想も持っていました。原始仏教の影響を受けているため、大霊(ダーマ)が中心にあり、私達人間は、一人一人がダーマの分霊であると説いています。
花に例えるなら、私達人間は小さな種子のような存在で、いろいろな可能性をもっており、どうにでも咲くことが出来ると説いています。
 
私は、本を読み切った後、矢も楯もたまらず、とにかく、少林寺拳法に入門したいと思い、近くの道場を探しまわりました。
今でも、その時の昂った感情を覚えています。
何しろ、本を読んだだけで、一見すれば、大怪我をするかも知れない武道を始める決心をしたわけですから。
少林寺拳法との出会いが、私の進むべき方向を大きく示唆してくれました。
 
あの時から、40年が過ぎた今でも、自分なりに修行を続けてこれたのは、私にとって絶対に必要なことだったに違いありません。
私は、今まで、たくさんの方々に助けられて、私なりの生き方をして来ました。
 
私は、自分のことを、たいへん不器用な人間だと思っています。
仕事に関しては、ここ10年余り、経済的に右往左往しながら、生き延びて来れました。
仕事は、字のごとく、仕える事です。
私は、仕事が上手く行かない訳は、たぶん、仕え方が足りないのだろうと思っています。
私自身も、未だに、仕え方が足りないと思っています。
 
伊東先生の施術されている動画を拝見して、治療の在り方や根本原因の究明のやり方(読脳)には、感動して、深い感銘をうけました。
先日、一日体験セミナーに参加させて頂き、伊東先生と生システム研究会の取組みについて、改めて再認識させられました。
私も、伊東先生と同じ方向を向いて歩かせて頂きたいと切に願っています。
少しでも多く、お手伝い出来ればと思っています。
宜しくお願いいたします。
 
MNさん 青森県 整体師 62歳

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