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人のシステムってどうなっているのだろう?

自由に動けることを求めて二足歩行→体の「軸」が出来た

人類のはじまり-地上へ降りたサル

人類が地上で生活するようになるその前、人類の祖先はアフリカの森で樹上生活をしていたと言われています。

樹上生活は食べ物も豊富で、敵も少なく、快適な暮らしだったようです。

ところが800~500万年前、人類の祖先は樹上生活を追いやられ、地上に降りなければならないという事態に見舞われました。

その理由は、地球変動で森がなくなり周囲がサバンナへと変わっていった(乾燥化)という説、遺伝子の突然変異により足が木を掴めなくなってしまったという説など諸説あります。
いずれにせよ木から降りた。人類誕生のきっかけです。

地上で生活しなければならくなった人類の祖先。
体になんの武器も持たない人類は、地上においては最弱の動物となりました。

彼らは天敵から逃れるため洞窟でひっそりと身を隠して暮らし、植物の塊根や肉食動物が食べ残した他の動物の肉や骨の髄液をすすって飢えをしのいでいたようです。

 

極限を生き抜くために二足歩行を始めた

まさに極限状態です。そんな中、人類の祖先が生き延びるために残された道は、地上ですばやく長く距離を移動できるようになることでした。それまで人類はナックルウォークという前かがみで両手で体を支えて歩く歩き方をしていました。しかしそれでは移動に時間がかかり、すばやく移動することも長い距離を歩くことも困難でした。

人類はどうしてももっと効率的に移動できるようにならなければならなかったのです。そこで人類がとった戦略、それが直立二足歩行だったのです。

直立二足姿勢は前かがみの姿勢にくらべ重力の負荷が1/3に軽減されます。その分、素速く長く歩くことができるのです。

しかし、直立二足は前後左右に大変不安定です。直立二足姿勢でも、なんとか安定して歩けるようにならなければ!

 

二足歩行を安定させるために

そんな必要性の中で人類にできたシステムが、脳の中で重力軸と体の軸とのバランスをコントロールするシステムです。

それは脳で、体重を支持する足の骨から情報をリアルタイムに得て、バランスを感知、
体の軸が、地球の軸に垂直であるかどうか」を感知しています。
そして脳で得た情報を、体にフィードバックするというシステムです。

このシステムができたことで、人類の体の構造は前屈だった姿勢から、重力軸に対して真っ直ぐな直立姿勢を取ることできるようになり、安定した二足歩行へと移行していくことができたのです。

私達は人にこのようなシステムがあることを発見し、「重力バランス軸」と名付けました。

重力バランス軸のシステムはもちろん、現代人にも受け継がれています。私達が安定して二足歩行できるのは、脳にある重力バランス軸のおかげなのです。

 

軸のずれが病気、症状や心の悩みを引き起こす

ところが重力バランス軸はいつも重力軸に重なっているかというとそうではなく、ずれてしまうことがあるのです。すると脳はその不安定さを訴えます。そして、心や体にさまざまな症状を引き起こすようになるのです。

たとえば

 ・首、肩、背中のコリや痛み

 ・高血圧や肥満、頭痛、胃痛などの慢性疾患

 ・手の使い過ぎによる腱鞘炎や立ちっぱなしによる足のむくみなどいわゆる職業病

 ・脳血管障害、心疾患の後遺症やパーキンソン症、ジストニアなど現代医学、現代医療で
  良くならない難治な病気、症状

 ・うつなどのメンタルの疾患

またビューティー的には、

 ・顔や体のむくみや垂れ下がり

 ・目や鼻、口元などパーツの悩み

 ・肌のハリ、キメ、毛穴の悩みなど 

これらすべて重力バランス軸のずれによって起こる症状です。

病気や症状に重力バランス軸のずれが絡んでいることは大変多く、当会の臨床では実にその90%が重力バランス軸のずれによるものというデータがあります。

ですから、重力バランス軸が地球の軸と重なるように、常日頃から自分で調整することが大切です。

→重力バランス軸のずれによって起こるトラブルの具体例はこちら

二足で歩くことで脳が発達し、心も生まれた

脳の発達

重力バランス軸を手に入れ、体が直立してくると、人類はそれまでの動物とはまったく違う特徴を身につけていきました。

それまで移動手段として役目を果たしていた手が自由になると、その手で道具を使ったり、作ったりするようになりました。火を使って料理もできるようにもなりました。

それは人類を自然そのままに生活する存在だったのを、自然に働きかけて生活をする存在へと変えていきました。

また、頭が背骨の上に垂直に載るため頭骨の大後頭孔が前方へ移動してくると、のど仏が下に下がり、音道が広がり舌の動かせる範囲が広がりました。

これにより多様な音を出せるようになったのです。これが声の獲得や言葉の獲得へと繋がっていきました。

声が出せるようになると人類は、頭に浮かんでは消え、浮かんでは消える漠然としたイメージを「思考」として展開できるようになりました。

思考する能力ができ、思考を声によって仲間と共有できるようになると「心」が生み出されたのです。自己、他者、仲間、自己の住む空間、自然、宇宙といった人間特有の観念が生み出されていったのです。 

二足歩行が人類に与えた影響は計り知れません。
もし人類が二足歩行をしていなかったら…

今のような人間になっていなかったかもしれないのです。